南陽は年初来高値を更新、１９年３月期業績および配当予想を上方修正

　南陽<7417.T>は年初来高値を更新。前週末１９日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を３８０億円から３９３億円（前期比８．６％増）へ、営業利益を２３億５０００万円から２５億５０００万円（同９．２％増）へ、純利益を１６億３０００万円から１７億５０００万円（同４．５％増）へ上方修正したことが好感されている。

　九州地区への度重なる災害の発生に伴う復旧工事が継続して実施されるなか、建設機械事業でレンタル機械の稼働率が向上していることに加えて、産業機器事業で電子部品・半導体業界への設備機械の販売が好調に推移する見通しであることが要因としている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来４９円を予定していた期末配当を５円増額して５４円にするとあわせて発表した。年間配当は６９円（従来予想６４円）となり、前期実績の６９円と同額となる予定だ。

出所：minkabuPRESS