ジャムコ、前期経常を赤字拡大に下方修正

　ジャムコ <7408> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常損益を従来予想の35億円の赤字→35.2億円の赤字(前の期は117億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の28.1億円の赤字→28.3億円の赤字(前年同期は63.4億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　繰延税金資産の取崩しについて　最近の業界動向等を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、繰延税金資産の取崩しなどにより法人税等調整額 1,070百万円を計上することになりました。　売上高・営業利益・経常利益については概ね前回発表予想通りですが、親会社に帰属する当期純利益については、上記繰延税金資産の取崩しによる法人税等調整額の計上により、△4,090百万円（前回発表予想 △2,400百万円）となるため、通期連結業績予想値を修正いたします。※ 上記の業績予想は、現時点における入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、今後の様々な要因により、業績予想とは異なる結果となる可能性があります。