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<動意株・15日>(前引け)=日本電解、山王、アシロ
日本電解<5759.T>=急反発。この日の寄り前、米国市場向け車載電池用銅箔製品の供給能力を増強するために、米国子会社が新工場を建設すると発表しており、これが材料視されている。米国子会社は現在、既存設備の改造による車載電池用銅箔製造を準備しており、22年度中には米国で初となる車載電池用銅箔を量産開始する予定となっている。新工場の建設はこの既存設備改造と合わせて、米国市場向けの製品供給体制を増強するのが狙いで、生産する製品は米国内の大手電池メーカーに供給する予定となっている。なお、設備投資額は約150億円としており、22年春に着工し23年夏に竣工する予定だ。
山王<3441.T>=物色人気。同社は電子機器用デバイスの金メッキ加工を手掛け、国内でインフラ整備が進む高速通信規格の5G基地局向けなどで高水準の需要を取り込んでいる。また、自動車向け部品でも受注が伸びており収益に反映されている。生産性の改善など合理化効果も発現し利益の伸びが著しい。14日取引終了後に発表された21年8~10月期の営業利益は前年同期比11倍の1億4800万円と急増、上期計画の1億6000万円に対する進捗率は約93%に達した。これを好感する買いが集中する格好となっている。
アシロ<7378.T>=ストップ高。同社はITを活用したリーガルメディア事業を展開しており、法律事務所の紹介及び相談サイトの運営などを主力に手掛けている。弁護士事務所の掲載料収入が新規開拓数の拡大に伴い好調な伸びを示しているほか、コロナ禍で悪影響を受けていた派生メディアの回復も会社側の想定以上に進んでいる。同社が14日取引終了後に発表した21年10月期の営業利益は前の期比8.5%増の3億6100万円と増益を確保、続く22年10月期については前期比12.4%増の4億600万円を見込んでおり、これを好感する形で買いを呼び込んでいる。今年7月20日に東証マザーズ市場に上場した新興企業だが、株価は公開価格1160円を320円上回る1480円の初値を形成したが、その後はセカンダリーで下落基調を続けていた。時価は公募価格の半値近辺まで水準を切り下げていたこともあり、値ごろ感から投資資金を誘導している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
山王<3441.T>=物色人気。同社は電子機器用デバイスの金メッキ加工を手掛け、国内でインフラ整備が進む高速通信規格の5G基地局向けなどで高水準の需要を取り込んでいる。また、自動車向け部品でも受注が伸びており収益に反映されている。生産性の改善など合理化効果も発現し利益の伸びが著しい。14日取引終了後に発表された21年8~10月期の営業利益は前年同期比11倍の1億4800万円と急増、上期計画の1億6000万円に対する進捗率は約93%に達した。これを好感する買いが集中する格好となっている。
アシロ<7378.T>=ストップ高。同社はITを活用したリーガルメディア事業を展開しており、法律事務所の紹介及び相談サイトの運営などを主力に手掛けている。弁護士事務所の掲載料収入が新規開拓数の拡大に伴い好調な伸びを示しているほか、コロナ禍で悪影響を受けていた派生メディアの回復も会社側の想定以上に進んでいる。同社が14日取引終了後に発表した21年10月期の営業利益は前の期比8.5%増の3億6100万円と増益を確保、続く22年10月期については前期比12.4%増の4億600万円を見込んでおり、これを好感する形で買いを呼び込んでいる。今年7月20日に東証マザーズ市場に上場した新興企業だが、株価は公開価格1160円を320円上回る1480円の初値を形成したが、その後はセカンダリーで下落基調を続けていた。時価は公募価格の半値近辺まで水準を切り下げていたこともあり、値ごろ感から投資資金を誘導している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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