2,105円
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■表示灯 <7368> 1,418円 (+58円、+4.3%)
表示灯 <7368> [東証S]が大幅続伸。20日の取引終了後、避難誘導看板「NAVIアラート」を製造・販売する新事業を開始したと発表しており、好材料視された。「NAVIアラート」は、防災無線のすきまを補う音・光・反射パネルがついた避難誘導看板で、災害警報システムとして特許を取得している。災害発生時や警報発令時に自治体などであらかじめ管理登録された端末からのタッチ操作によって、地域の街路に設置された「NAVIアラート」を一斉に稼働することができ、緊急時でも音と光で避難者の注意を引くことで、直感的に避難情報を土地勘のない来訪者にも届けることが可能になるとしている。
■こころネット <6060> 1,025円 (+37円、+3.7%)
こころネット <6060> [東証S]が大幅反発。20日の取引終了後、山梨県を地盤に葬祭事業を展開する喜月堂ホールディングス(山梨県韮崎市)の全株式を9月1日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。今回の子会社化は、葬祭事業の営業エリア拡大を図るのが狙い。取得価額は非開示。なお、24年3月期業績への影響は現在精査中としている。
■ガイアックス <3775> 493円 (+16円、+3.4%)
ガイアックス <3775> [名証N]が3日続伸。21日午前10時30分ごろ、高知県から「令和5年度起業体験推進事業」の企画・運営を受託したと発表しており、好材料視された。ガイアックスは、全国の学校向けに起業がテーマの探究プログラム「起業ゼミ」を提供しており、同事業では高知県内の小中学生を対象に、「Local to Global(地元から世界へ)」をテーマにした起業体験プログラムを実施し、高知の魅力を世界中に届けるアントレプレナーの育成を目指すという。
■ソラスト <6197> 667円 (+21円、+3.3%)
ソラスト <6197> [東証P]が大幅反発。20日の取引終了後、6月の介護サービス利用状況について開示した。在宅系サービスにおける訪問介護利用者数は前年同月比1.6%増の1万4411人となった。前年同月を上回るのは昨年10月以来、8ヵ月ぶりとなり、買い安心感をもたらしたようだ。デイサービスの利用者数は同1.6%増の1万2298人だった。施設系サービスでは6月末時点において、入居者数は同10.6%増の4514人となった。
■gumi <3903> 714円 (+23円、+3.3%)
gumi <3903> [東証P]が3日ぶり大幅反発。同社は20日、スマートフォン向け本格シミュレーションRPG「アスタータタリクス(アスタタ)」のリリース日が8月28日に決定したと発表。これを受けて期待感が高まるかたちとなったようだ。このゲームは、同社のスタジオ「Studio FgG」が開発をし、事業パートナーとしてアニプレックス(東京都千代田区)が参画。事前登録者数は25万人を突破しているという。
■パナHD <6752> 1,738円 (+50.5円、+3.0%)
パナソニック ホールディングス <6752> [東証P]が大幅反発。SMBC日興証券は20日、同社株の投資評価を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は1400円から2400円に見直した。「40年ぶりの過去最高益更新が射程圏に入る」と指摘している。同社が前回過去最高益を更新したのはプラザ合意前の84年11月期(営業利益5757億円)でビデオデッキ(VHS)が一世を風靡した時代だった。今回は外部環境のフォローが大きいが、車載電池の成長で40年以上の時をへての最高益更新を見込んでいる。具体的には、24年3月期の同利益は4500億円(会社予想4300億円)に対し25年3月期は5500億円、26年3月期に6400億円を予想している。日本の電機産業の象徴といえる同社が、企業価値をどのようなプロセスで向上させることができるかは、日本株全体を占ううえでも注目されている。
■フォーシーズ <3726> 512円 (+11円、+2.2%)
フォーシーズHD <3726> [東証S]が5日続伸。同社は20日取引終了後、販路拡大による売り上げ向上とリピーター獲得を目的に、ふるさと納税返礼品として自社商品を出品すると発表。これが新たな買い手掛かりとなったようだ。第1弾として、アロマ専門店「AROMA BLOOM(アロマブルーム)」のなかから、ペーパーディフューザーをふるさと納税品として掲載開始。今後、第2弾・第3弾と順次拡大していくという。
■コロプラ <3668> 647円 (+11円、+1.7%)
コロプラ <3668> [東証P]が反発。20日の取引終了後、子会社で ブロックチェーンゲームを手掛けるBrilliantcryptoが、マネックスグループ <8698> [東証P]子会社のコインチェックと、暗号資産を活用した資金調達方法の一つであるIEOに向けた契約を締結したと発表しており、好材料視された。Brilliantcryptoは、ビットコインが価値を得る仕組みである「Proof of Work」から着想を得て、ゲームプレイが他人のためになる(価値を証明する)「Proof of Gaming」という新しいモデルを導入したブロックチェーンゲームを開発している。同ゲームは、持続的な“遊んで稼ぐ”を可能とする日本発グローバルの大型プロジェクトで、今回の契約締結によりコロプラグループとコインチェックは、同ゲームと暗号資産取引サービス「Coincheck」を連動させることにより、新しいゲーム体験とGameFi市場の創出に向けて共に取り組むとしている。
■第一三共 <4568> 4,037円 (+67円、+1.7%)
第一三共 <4568> [東証P]が反発。同社は20日、「ヴァンフリタ(キザルチニブ)」に関し、米食品医薬品局(FDA)が急性骨髄性白血病(AML)の治療薬として承認したと発表した。治療薬の販売拡大と収益貢献を期待した買いが集まったようだ。
■ロジスネクス <7105> 1,291円 (+21円、+1.7%)
三菱ロジスネクスト <7105> [東証S]が反発。20日の取引終了後、生産を停止している中国生産子会社の優嘉力叉車(安徽)(UCCA)を清算することを決議したと発表しており、中期的な収益力改善につながるとの見方から買われたようだ。なお、同件による24年3月期業績への影響は精査中としている。
■愛三工 <7283> 1,144円 (+12円、+1.1%)
愛三工業 <7283> [東証P]が反発。そのほか、東海理化電機製作所 <6995> [東証P]、豊田合成 <7282> [東証P]などトヨタ自動車 <7203> [東証P]を主要取引先とする自動車部品株の一角が堅調な値動きとなった。21日、日刊工業新聞と日刊自動車新聞はそれぞれ、トヨタが23年10月-24年3月期に1次取引先からの調達価格を前年同期比で引き上げることが分かったと報じた。サプライヤー各社の収益改善効果を期待した買いが入ったようだ。エネルギー価格や資材費の上昇分について、トヨタが負担する。下請法の対象となる中小企業については、原価低減活動による値下げ要請を見送るという。デンソー <6902> [東証P]や住友電気工業 <5802> [東証P]なども堅調に推移している。
■王子HD <3861> 537.5円 (+5.6円、+1.1%)
王子ホールディングス <3861> [東証P]が3日続伸。そのほか、日本製紙 <3863> [東証P]など紙・パルプ株が、全般軟調地合いに抗して総じて強い動きとなった。前日20日の米国株市場でハイテク株が売られており、グロース株には向かい風の強い相場環境となったが、全面安商状とはなっておらず、医薬品や紙パ、電力・ガスといったディフェンシブセクターに資金シフトする動きがみられた。特に紙パ株は低PBR株が多いことで下値抵抗力を発揮しやすく買いが向かいやすい。また、製紙業界はこれまで商品値上げによって原料やエネルギーコストの上昇を転嫁してきた実績があり、国内でインフレ警戒ムードが高まるなか優位性が意識されたようだ。
■生化学 <4548> 746円 (+7円、+1.0%)
生化学工業 <4548> [東証P]が反発。21日の午前中、外科手術で使用される癒着防止材SI-449について、消化器外科領域の有効性や安全性を証明する国内ピボタル試験で良好な結果を得たと発表しており、好材料視された。また、適用範囲の拡大を目的とした婦人科領域におけるパイロット試験において、腹腔鏡下手術における安全性と操作性に大きな問題は認められなかったとしており、同社では両試験の結果を受け、早期の承認申請に向けた準備を進めるとしている。なお、同件による24年3月期業績予想の変更はないとしている。
※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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