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*01:03JST 新興市場見通し:幕間つなぎの物色が継続か、主力株に資金が向かう展開へ
■プライム市場の大型株がさえず物色される
今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が-0.20%だったのに対して、グロース市場指数は+1.18%、グロース市場250指数は+1.44%と新興市場の強さがやや目立った。米国では12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が強まった一方、日本銀行による12月金融政策決定会合での利上げ観測が強まったことから、日米金利差縮小が意識されて、為替市場では約1カ月ぶりに1ドル=149円台に突入。円高ドル安進行でプライム市場の大型株がさえない一方、内需株中心の新興市場は堅調推移となった。米国の感謝祭に伴う参加者減少も影響し、週末は幕間つなぎの物色が広がった。
時価総額上位銘柄では、ウェルスナビ<7342>が三菱UFJ<8306>による買収報道で急騰し、ストップ高となった。29日の大引け後、正式に1950円でTOB実施と発表されたことから、週明けもストップ高となる公算が大きい。また、証券会社のポジティブなレポートを材料にBuysell Tech<7685>も買われたほか、タイミー<215A>、ジーエヌアイグループ<2160>がしっかり。一方、弁護士ドットコム<6027>がさえなかったほか、GENDA<9166>は6日続落となった。
なお、今週はグロース市場に3社新規上場した。28日に上場したククレブ・アドバイザーズ<276A>の初値は、公開価格を31.6%上回る1250円となった。29日に上場したグロービング<277A>の初値も、公開価格を23.6%上回る5600円となった一方、Terra Drone<278A>の初値は、公開価格を8.0%下回る2162円となった。
■BASE<4477>など主力株に資金が向かうか
来週の新興市場は、引き続きプライム市場の方向感も読みにくいことなどから、幕間つなぎの物色が継続しそうだ。売買代金は1000億円少しと商いが増加しているわけではないため、トレンドはさほど強くない。ただ、1カ月半ぶりの高値となったグロース市場250指数は、上向きの75日移動平均線(75MA)をしっかりと上回っていることから、200日移動平均線(200MA)が位置する660pt水準をターゲットとした上昇は期待できよう。構成銘柄であるウェルスナビの急騰も指数押し上げ材料となる。
物色の対象は、時価総額が大きくじりじりと上昇しているBASE<4477>、フリー<4478>など主力株のほか、今週反発基調が強まった雨風太陽<5616>にも短期資金が向かいやすい。一方、今週末に一時ストップ高となったラストワンマイル<9252>は、大引け後に「財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ」をリリースしていることから、週初はネガティブな反応となろう。
来週は、4日に半導体製造装置部品の販売・修理サービスなどを手掛けるTMH<280A>が、グロース市場と福岡Qボードに上場する。12月は18社の上場が予定されており、18日には東京地下鉄<9023>規模のキオクシアHD<285A>がプライム市場に上場することから、12月IPOへの関心は例年以上に高まりそうだ。
<FA>
今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が-0.20%だったのに対して、グロース市場指数は+1.18%、グロース市場250指数は+1.44%と新興市場の強さがやや目立った。米国では12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が強まった一方、日本銀行による12月金融政策決定会合での利上げ観測が強まったことから、日米金利差縮小が意識されて、為替市場では約1カ月ぶりに1ドル=149円台に突入。円高ドル安進行でプライム市場の大型株がさえない一方、内需株中心の新興市場は堅調推移となった。米国の感謝祭に伴う参加者減少も影響し、週末は幕間つなぎの物色が広がった。
時価総額上位銘柄では、ウェルスナビ<7342>が三菱UFJ<8306>による買収報道で急騰し、ストップ高となった。29日の大引け後、正式に1950円でTOB実施と発表されたことから、週明けもストップ高となる公算が大きい。また、証券会社のポジティブなレポートを材料にBuysell Tech<7685>も買われたほか、タイミー<215A>、ジーエヌアイグループ<2160>がしっかり。一方、弁護士ドットコム<6027>がさえなかったほか、GENDA<9166>は6日続落となった。
なお、今週はグロース市場に3社新規上場した。28日に上場したククレブ・アドバイザーズ<276A>の初値は、公開価格を31.6%上回る1250円となった。29日に上場したグロービング<277A>の初値も、公開価格を23.6%上回る5600円となった一方、Terra Drone<278A>の初値は、公開価格を8.0%下回る2162円となった。
■BASE<4477>など主力株に資金が向かうか
来週の新興市場は、引き続きプライム市場の方向感も読みにくいことなどから、幕間つなぎの物色が継続しそうだ。売買代金は1000億円少しと商いが増加しているわけではないため、トレンドはさほど強くない。ただ、1カ月半ぶりの高値となったグロース市場250指数は、上向きの75日移動平均線(75MA)をしっかりと上回っていることから、200日移動平均線(200MA)が位置する660pt水準をターゲットとした上昇は期待できよう。構成銘柄であるウェルスナビの急騰も指数押し上げ材料となる。
物色の対象は、時価総額が大きくじりじりと上昇しているBASE<4477>、フリー<4478>など主力株のほか、今週反発基調が強まった雨風太陽<5616>にも短期資金が向かいやすい。一方、今週末に一時ストップ高となったラストワンマイル<9252>は、大引け後に「財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関するお知らせ」をリリースしていることから、週初はネガティブな反応となろう。
来週は、4日に半導体製造装置部品の販売・修理サービスなどを手掛けるTMH<280A>が、グロース市場と福岡Qボードに上場する。12月は18社の上場が予定されており、18日には東京地下鉄<9023>規模のキオクシアHD<285A>がプライム市場に上場することから、12月IPOへの関心は例年以上に高まりそうだ。
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