新家工、非開示だった今期経常は80％減益、未定だった上期配当は20円に修正

　新家工業 <7305> が9月4日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比79.5％減の3億円に落ち込む見通しと発表した。
　同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常利益が前年同期比84.6％減の1億円に落ち込む見通しと発表した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を20円(前年同期は無配)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症が、当社グループの業績に与える影響を合理的に算定することが困難であったため、未定としておりましたが、第1四半期業績の進捗状況や関連する業界の現況等を踏まえ、第2四半期連結業績予想並びに通期連結業績予想を公表いたします。なお、第2四半期連結業績予想につきましては特別利益に2020年5月12日公表の固定資産売却益（715百万円）の計上を見込んでいます。また、通期連結業績予想につきましては、特別損失に固定資産除却損（122百万円）の計上を見込んでいます。　新型コロナウイルス感染症の影響は、国内外を問わずあらゆる分野に影響を及ぼしており、回復までには相当の時間を要すると予測しますが、第3四半期以降、緩やかな回復基調で推移することを前提に算出しています。

　　中間配当金につきましては、コロナ禍等の影響により当社グループの取り巻く環境は非常に厳しい状況にあるものの、当社グループの第2四半期連結業績予想を踏まえ、中間配当金予想を1株につき20円とさせていただきます。なお、期末配当金につきましては、新型コロナウイルス感染症の終息時期が見通せない状況から今後の業績の動向を踏まえ、見通しが立ち次第、発表させていただきます。（注）上記の業績予想及び配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、　　　実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。