小糸製、今期経常を16％下方修正

　小糸製作所 <7276> [東証Ｐ] が1月26日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比23.9％減の329億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の580億円→485億円(前期は606億円)に16.4％下方修正し、減益率が4.3％減→20.0％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の295億円→320億円(前期は383億円)に8.5％上方修正し、減益率が23.1％減→16.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の355億円→260億円(前年同期は345億円)に26.7％減額し、一転して24.5％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比39.0％減の105億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.1％→5.6％に悪化した。

株探ニュース