安永、今期経常を一転赤字に下方修正、配当は1円増額

　安永 <7271> が11月1日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2億6000万円の黒字(前年同期は8億8200万円の赤字)に浮上して着地した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の1億5000万円の黒字→5億7000万円の赤字(前期は5億6900万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は8億3000万円の赤字(前年同期は3億1300万円の黒字)に転落する計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の8円→9円(前期は8円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は800万円の黒字(前年同期は1億0900万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.3％→0.4％に改善した。

株探ニュース