ホンダ、１１年３月は２ケタ増益見通し

　ホンダが２８日引け後、１１年３月期の連結業績予想（米国会計基準）を発表。売上高は前期比８．９％増の９兆３４００億円、営業利益は同１０．０％増の４０００億円、純利益は同２６．７％増の３４００億円を見込む。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社



ホンダ、１１年３月期は営業益４０００億円予想、前年度上回る販売台数を計画

　ホンダが２８日引け後、１１年３月期の連結業績予想（米国会計基準）を発表した。

　売上高は前期比８．９％増の９兆３４００億円、営業利益は同１０．０％増の４０００億円、純利益は同２６．７％増の３４００億円を見込む。前提為替レート（通期平均）は１ドル＝９０円、１ユーロ＝１２０円。

　年間配当は４８円（前期３８円）を計画。

　１１年３月期の販売台数は、二輪事業で１０３７万５０００台（前年度比７３万６０００台増）、四輪事業で３６１万５０００台（同２２万３０００台増）、汎用事業で４８７万台（同１２万６０００台）を計画している。

　１０年３月期決算は、売上高が前期比１４．３％減の８兆５７９１億７４００万円、営業利益が同９１．８％増の３６３７億７５００万円、純利益が同９５．９％増の２６８４億円となった。売上高は為替換算上の影響や四輪事業の売上高減少などが響いた。一方、利益面では、販管費や研究開発費の減少、コストダウン効果などが寄与した。

　２８日終値は５０円安の３２８５円。



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