今仙電機、非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった配当は5円増配

　今仙電機製作所 <7266> が6月7日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。非開示だった22年3月期の業績予想は連結経常損益が17.6億円の黒字(前期は5.8億円の赤字)に浮上する見通しと発表した。
　同時に、非開示だった22年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は連結経常損益が3.6億円の黒字(前年同期は20.4億円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は5円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も10円実施する方針とした。年間配当は前期比5円増の20円に増配となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　自動車業界における半導体供給不足の影響により、合理的な業績予想数値の算出が困難なことから「未定」としておりましたが、現時点で入手可能な情報に基づき算定し、公表することといたしました。　2022年３月期の連結業績予想につきまして、売上高は半導体供給不足の影響があるものの、前期に対して増収を見込み、利益も回復を見込んでおります。　なお、為替レートにつきましては、１米ドル105円を想定しております。

　　当社は、持続的な配当を維持していく中で、財務体質と経営基盤の強化を図りながら株主の皆様への安定的・継続的な利益還元を行うことを配当政策の基本方針としております。　こうした基本方針に基づき、業績の内容を勘案し、１株当たり年間20円（第2四半期末10円、期末10円）とさせていただきます。