決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … タカショー、エイケン工業 (3月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月4日から5日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　タカショー <7590>
　24年1月期の連結経常利益は前の期比74.5％減の2.5億円に落ち込んだが、25年1月期は前期比2.5倍の6.1億円に回復する見通しとなった。

★No.2　エイケン工業 <7265>
　24年10月期第1四半期(23年11月-24年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.1倍の6200万円に急拡大したが、11-4月期(上期)計画の1億3800万円に対する進捗率は44.9％となり、5年平均の44.7％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7590> タカショー 　　東Ｓ　　 +9.50 　　3/ 5　本決算　　　147.20
<7265> エイケン工業 　東Ｓ　　 +0.29 　　3/ 5　　　1Q　　　210.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース