決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … イトクロ、アイル、ソフトウェア (12月7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月6日から7日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　アールエイジ <3248>
　18年10月期の連結経常利益は前の期比19.2％増の5.6億円に伸びたが、19年10月期は前期比29.2％減の4億円に減る見通しとなった。

▲No.5　ストリーム <3071>
　19年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常損益は9400万円の赤字(前年同期は2000万円の黒字)に転落した。

▲No.6　ナ・デックス <7435>
　19年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比31.5％減の8.8億円に落ち込んだが、通期計画の14.1億円に対する進捗率は62.6％に達し、5年平均の47.6％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6049> イトクロ 　　　東Ｍ 　 -19.97 　 12/ 7　本決算　　　 17.21
<3248> アールエイジ 　東２ 　 -18.54 　 12/ 7　本決算　　　-29.20
<9734> 精養軒 　　　　ＪＱ 　 -11.68 　 12/ 7　　　3Q　　　　黒転
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 -8.72 　 12/ 7　本決算　　　　9.38
<3071> ストリーム 　　東２　　 -8.33 　 12/ 7　　　3Q　　　　赤転

<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 -6.60 　 12/ 7　　上期　　　-31.52
<6898> トミタ電機 　　ＪＱ　　 -4.52 　 12/ 7　　　3Q　　　　赤転
<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ　　 -3.58 　 12/ 7　　　3Q　　　　黒転
<3854> アイル 　　　　東２　　 -3.02 　 12/ 7　　　1Q　　　 21.77
<7265> エイケン工業 　ＪＱ　　 -1.54 　 12/ 7　本決算　　　 -5.74

<6656> インスペック 　東２　　 -0.96 　 12/ 7　　上期　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース