ケーヒンは小動き、三菱ＵＦＪモルガン証券は「ニュートラル」に引き上げ、目標株価は１４００円を継続

　ケーヒン<7251.T>が小動き。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では９日付で、投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に引き上げ、目標株価１４００円を継続している。「懸念していた大型新製品の立ち上げに伴う混乱はない模様で、今後も目立った失注はないとみられ、業績大崩れリスクは後退と判断」としている。半面、依然として北米での低収益性や新製品でのコストダウン要求の厳しさにより、ホンダ<7267.T>の四輪車生産増のメリットを享受しきれない可能性が懸念材料として残るとも指摘。株価の目標株価へのカイ離縮小でレーティングは引き上げられているものの、１５年３月期の増益率はホンダ系平均を下回ると予想、期初ガイダンスも慎重なものとなる可能性が高く、当面のカタリストに乏しいとしている。

ケーヒンの株価は１２時５５分現在１３８５円（▼１２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）