大同メ、今期最終を一転赤字に下方修正、配当は25円を未定に変更

　大同メタル工業 <7245> [東証Ｐ] が11月10日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は24.7億円の赤字(前年同期は11.8億円の黒字)に転落し、従来の0.3億円の黒字予想から一転赤字で着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3億円の黒字→21億円の赤字(前期は18.9億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比47.1％減の3.7億円に落ち込む計算になる。

　同時に、従来25円を計画していた今期の年間配当を未定に変更した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は25.3億円の赤字(前年同期は4.6億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の5.0％→0.4％に大幅悪化した。

株探ニュース