カネミツ、今期経常を赤字縮小に上方修正

　カネミツ <7208> [東証２] が3月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の7億5000万円の赤字→4億1500万円の赤字(前期は1億1300万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億2100万円の赤字→1億1400万円の黒字(前年同期は6600万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、72.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期の通期の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、通期で売上が低迷する見込みでありましたが、予想よりも急速に市場が回復し、また全社的な経費抑制および原価低減等の収益改善施策の効果もあり、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前回公表いたしました予想を上回る見通しとなりましたので、上記のとおり業績予想を修正いたします。※ 上記の予想は、現時点において入手可能な情報及び一定の前提に基づき作成したものです。実際の業績等は、今後様々な要因により異なる可能性があります。