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日経平均257円高で寄り付く、ドル・円が100円台
サーチナ 5月10日(金)9時12分配信
　10日の日経平均株価は前日比257円76銭高の1万4449円24銭で寄り付いた。

　ドル・円が4年1カ月ぶりに100円台を回復したことで、輸出関連株を中心に買いが先行し、ほぼ全面高商状。今期業績予想の前提為替レートを1ドル＝90円台に設定している輸出企業が目立っており、ドル・円の大台回復で円安による採算改善への期待が高まっている。

　トヨタ自動車 やホンダ など自動車株が買われ、ハイテク株でも、今期最終増益予想のソニー などが上昇した。個別では、わずか3カ月で再び1対10の株式分割を実施するジャスダック上場のガンホー・オンライン・エンターテイメント が買い気配。インドで貨物鉄道建設を受注と報じられた双日 も高い。

　一方、今期減収減益予想のバンダイナムコホールディングス は売られている。今期見通しが市場コンセンサスを下回った武田薬品工業 も軟調。前期で営業益6割減のヤマダ電機 も安い。（編集担当：宮川子平）