Ｃａｓａは大幅高、東証１部に向けた準備の開始と自社株買い発表を好感

　Ｃａｓａ<7196.T>が大幅高となっている。１１日の取引終了後、東証１部指定に向けた準備を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。社会的信用や国内外の知名度改善、さらに取引先の拡大や優秀な人材の採用などを目的としているという。

　同時に、１０万株（発行済み株数の１．８５％）、または２億円を上限とする自社株買いも発表しており、これも好感されている。取得期間は６月１８日から７月２４日までで、株主還元の充実や資本効率の向上を図るためとしている。

　さらに、第１四半期累計（２～４月）単独業績も発表した。売上高２１億１９００万円、営業利益２億６６００万円、純利益１億６７００万円で、前年同期は四半期決算を発表していないため比較はないが、上期予想営業利益に対する進捗率は７２％となっている。

　なお、１９年１月期通期業績予想は、売上高８８億５４００万円（前期比６．８％増）、営業利益１２億４６００万円（同６．８％増）、純利益８億１００万円（同７．５％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS