クラシコム、今期経常を16％上方修正、未定だった配当は35円減配

　クラシコム <7110> [東証Ｇ] が6月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年7月期第3四半期累計(23年8月-24年4月)の連結経常利益は前年同期非連結比34.8％増の10.6億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.6億円→11.1億円に16.1％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→4億円に63.0％増額した計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は10円(前期は45円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(3Q)の連結経常利益は前年同期非連結比15.7％増の3.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の18.5％→19.0％に上昇した。

　※今期から連結決算に移行。

株探ニュース