決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ＪＥＨ、プラスゼロ、サンバイオ (12月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の12月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　笑美面 <9237>
　23年10月期の経常利益(非連結)は前の期比4.2倍の9700万円に伸び、24年10月期も前期比80.4％増の1億7500万円に拡大を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　デリバリコン <9240>
　24年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比4.6倍の7900万円に急拡大し、8-1月期(上期)計画の100万円に対する進捗率が7900.0％とすでに上回り、さらに前年同期の37.0％も超えた。

★No.3　マクビープラ <7095>
　24年4月期の連結経常利益を従来予想の28億円→36.5億円(前期は21億円)に30.4％上方修正し、増益率が32.8％増→73.1％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9237> 笑美面 　　　　東Ｇ 　 +29.42 　 12/14　本決算　　　 80.41
<9240> デリバリコン 　東Ｇ 　 +19.40 　 12/14　　　1Q　　　364.71
<7095> マクビープラ 　東Ｇ 　 +18.36 　 12/14　　上期　　　115.53
<4592> サンバイオ 　　東Ｇ 　 +17.80 　 12/14　　　3Q　　　　赤転
<7050> Ｆインタ 　　　東Ｇ 　 +13.72 　 12/14　　上期　　　-17.23

<4934> Ｐアンチエイ 　東Ｇ 　 +11.40 　 12/14　　　1Q　　　　赤縮
<2978> ツクルバ 　　　東Ｇ 　 +11.14 　 12/14　　　1Q　　　　黒転
<5889> ＪＥＨ 　　　　東Ｓ　　 +9.39 　 12/14　　　3Q　　　161.62
<9425> 日本テレホン 　東Ｓ　　 +2.15 　 12/14　本決算　　　　黒転
<3974> ＳＣＡＴ 　　　東Ｓ　　 +1.78 　 12/14　本決算　　　　5.65

<5132> プラスゼロ 　　東Ｇ　　 +1.64 　 12/14　本決算　　　 28.40
<3441> 山王 　　　　　東Ｓ　　 +0.80 　 12/14　　　1Q　　　 -1.62
<7640> トップカルチ 　東Ｓ　　 +0.60 　 12/14　本決算　　　　赤縮
<9444> トーシンＨＤ 　東Ｓ　　 +0.31 　 12/14　　上期　　　　1.04

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース