マクビープラ、今期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ

　Ｍａｃｂｅｅ　Ｐｌａｎｅｔ <7095> [東証Ｍ] が3月17日大引け後(15:00)に決算を発表。22年4月期第3四半期累計(21年5月-22年1月)の連結経常利益は前年同期非連結比66.6％増の8.8億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10.6億円→12億円(前期は7.8億円)に13.2％上方修正し、増益率が35.0％増→52.9％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.2億円→5.6億円(前年同期は4.5億円)に33.0％増額し、一転して25.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である11-1月期(3Q)の連結経常利益は前年同期非連結比27.3％増の2.5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の7.6％→7.4％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年４月期の連結業績につきましては、当社の取引先である美容業界、金融業界に対する売上高が第２四半期累計期間以降も堅調に推移し、新規クライアント獲得も順調に推移したことや、マーケティングテクノロジー事業の主力プロダクトである「Robee」の売上高も堅調に推移したことから、売上高及び各利益ともに前回発表予想を大きく上回る予定となりました。また、2021年７月14日付「株式会社Ａｌｐｈａの株式の取得（完全子会社化）に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、株式会社Ａｌｐｈａを連結子会社化しましたが、同社の業績も売上高の伸長に寄与しております。この結果、通期連結売上高及び各利益は当初予定を上回ることが見込まれるため、上記のとおり修正いたします。なお、新型コロナウイルス感染症が当社グループに及ぼす影響は軽微であると予想しております。※上記の連結業績予想は現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります