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フレアスのニュース
*14:06JST フレアス Research Memo(6):施設系介護サービス事業の拡大に伴い資産規模が拡大
■フレアス<7062>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2024年3月期末の総資産は前期末比1,660百万円増の6,190百万円と資産規模が拡大した。そのうち流動資産は527百万円増であり、立替金が280百万円増加し、現金及び預金が155百万円増加したことが主な要因である。固定資産は1,133百万円増であり、リース資産などを含む有形固定資産が1,174百万円増加したことが主な要因である。
負債合計は前期末比1,618百万円増の4,422百万円となった。そのうち流動負債は610百万円増であり、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金の増加が主な要因である。固定負債は1,008百万円増であり、リース債務の増加等が主な要因である。有利子負債合計では同221百万円増の1,758百万円と資金調達は順調である。純資産合計は同41百万円増の1,767百万円となった。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を58百万円計上した一方で、剰余金の配当を24百万円行ったことなどによる。
経営指標では、流動比率221.8%と安全性の目安である200%を超え、短期的な安全性に懸念はない。自己資本比率は28.4%と、業界水準(東証グロース市場のサービス業の平均は30%前後)に近い。効率性・収益性の観点では、ROE(自己資本当期純利益率)で3.3%(前期は1.8%)、ROA(総資産経常利益率)で2.0%(前期は1.8%)と改善しているものの、先行投資フェーズにあるため上昇の余地が大きい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2. 財務状況と経営指標
2024年3月期末の総資産は前期末比1,660百万円増の6,190百万円と資産規模が拡大した。そのうち流動資産は527百万円増であり、立替金が280百万円増加し、現金及び預金が155百万円増加したことが主な要因である。固定資産は1,133百万円増であり、リース資産などを含む有形固定資産が1,174百万円増加したことが主な要因である。
負債合計は前期末比1,618百万円増の4,422百万円となった。そのうち流動負債は610百万円増であり、短期借入金及び1年内返済予定の長期借入金の増加が主な要因である。固定負債は1,008百万円増であり、リース債務の増加等が主な要因である。有利子負債合計では同221百万円増の1,758百万円と資金調達は順調である。純資産合計は同41百万円増の1,767百万円となった。これは、親会社株主に帰属する当期純利益を58百万円計上した一方で、剰余金の配当を24百万円行ったことなどによる。
経営指標では、流動比率221.8%と安全性の目安である200%を超え、短期的な安全性に懸念はない。自己資本比率は28.4%と、業界水準(東証グロース市場のサービス業の平均は30%前後)に近い。効率性・収益性の観点では、ROE(自己資本当期純利益率)で3.3%(前期は1.8%)、ROA(総資産経常利益率)で2.0%(前期は1.8%)と改善しているものの、先行投資フェーズにあるため上昇の余地が大きい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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