ニッチツ、今期経常を3.3倍上方修正

　ニッチツ <7021> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(17:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の1億8700万円に急拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4000万円の黒字→1億3000万円の黒字(前期は2300万円の赤字)に3.3倍上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億0600万円の赤字→1600万円の赤字(前年同期は1億1300万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は4100万円の黒字(前年同期は4500万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-2.0％→3.1％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年3月期の通期の連結業績予想につきましては、機械関連事業の舶用機器の受注回復に伴う操業度の改善が想定を上回ったことを勘案し、2023年5月12日に公表いたしました業績予想を修正するものであります。　なお、配当予想につきましては変更せず、期末配当金15円を予定しています。※上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、　　今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。