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ガス火力発電所の燃料アンモニア導入に向けた既存液化天然ガス受入・貯蔵設備の転用化検討に着手

配信元:PR TIMES
投稿:2023/01/25 16:47
IHIはこのたび,多くのガス火力発電所近郊で整備されている液化天然ガス(LNG)受入・貯蔵設備(*1)を,燃料アンモニア(*2)受入・貯蔵設備へ転用化する検討に着手しました。IHIが保有する腐食に関する知見や材料に関する実験技術を利用し,既存LNG受入・貯蔵設備を最小限の改造で転用が可能となるよう検討を進め,2020年代後半での社会実装を目指します。


大型アンモニア受入・貯蔵設備のイメージ図
石炭火力発電所のみならず,ガス火力発電所においても,カーボンニュートラルの選択肢の一つとして燃焼時にCO2を排出しないアンモニアに期待が高まっており,IHIではアンモニアをボイラやガスタービンの燃料として利用する技術開発を進めています。また,カーボンニュートラル燃料の導入にあたっては,受入・貯蔵設備の整備が必要となりますが,既存LNG受入・貯蔵設備の転用により大幅なコストダウンや土地の有効活用を実現し,導入促進に繋がることが期待されます。

IHIは,国内でLNG受入・貯蔵設備の約3割, LNG貯蔵タンクにおいては約5割の設計・建設実績をもつ国内トップメーカーです。大型貯蔵タンクにおいては,世界最大級の容量となる25万KLタンクの建造実績も有しています。これらの技術を生かし,貯蔵タンクも含めた大型アンモニア受入基地の総合的な開発を進めています。

今後もIHIは,燃料アンモニアの利用技術開発や将来の需要増大へ対応すべく,燃料アンモニアサプライチェーンの構築を進め,カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

(*1)受入・貯蔵設備:国内外から船で輸送されてきた液化燃料等を受け入れて貯蔵し,需要に応じて再度ガス化し,パイプラインで発電所等の消費先に送り出す施設です。
(*2)燃料アンモニアの特長:
アンモニア(NH₃)は,水素を高密度に含み,扱いやすいという優位性から,水素エネルギーの高効率かつ低コストな輸送・貯蔵手段(エネルギー・キャリア)となるほか,火力発電の燃料として直接使用することも可能です。既に肥料や化学製品の原料として広く利用されているため,製造・輸送・貯蔵までの一貫した技術が確立されています。炭素を含まず,燃焼時にCO2を排出しないことから,発電分野の脱炭素化における有望な燃料と期待されています。


■参考情報
2023年1月18日 IHIとGE、アンモニア専焼大型ガスタービン開発に関する覚書を締結
https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2022/resources_energy_environment/1198147_3473.html

2023年1月5日 世界初、A-FSRB(浮体式アンモニア貯蔵再ガス化設備搭載バージ)の基本設計承認(AiP)を取得 ~燃料アンモニアの初期導入の促進に貢献~
https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2022/resources_energy_environment/1198132_3473.html

2021年10月5日 アンモニアの大規模サプライチェーンの実現に向けた,アンモニア受入・貯蔵技術の拡充による大型アンモニア受入基地の開発を開始
https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2021/resources_energy_environment/1197535_3345.html
配信元: PR TIMES
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