東海理、非開示だった今期経常はトントンへ

　東海理化電機製作所 <6995> が7月30日後場(14:40)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は92.2億円の赤字(前年同期は73.8億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益がトントン(前期は229億円の黒字)に落ち込む見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常損益が90億円の赤字(前年同期は138億円の黒字)に転落する見通しを示した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の5.8％→-15.0％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期の業績予想につきましては、感染症拡大の影響により合理的な算定が困難だったことから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき算定いたしましたので公表いたします。なお、第２四半期会計期間以降の為替レートの前提につきましては、1US$=105円、1ユーロ=115円としております。(注)上記の予想は発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。