松尾電、前期最終を80％下方修正

　松尾電機 <6969> [東証Ｓ] が5月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の最終利益(非連結)を従来予想の1億4000万円→2800万円(前の期は3億0600万円)に80.0％下方修正し、減益率が54.2％減→90.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益も従来予想の4700万円の黒字→6500万円の赤字(前年同期は8800万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、前回予想数値より微増となりました。損益につきましては、営業利益及び経常利益は第４四半期会計期間に不採算のため生産中止を決定した棚卸資産を廃棄した影響等により前回予想数値を下回りました。当期純利益につきましては繰延税金資産の回収可能性の見直しにより法人税等調整額が99百万円増加する見込みのため前回予想数値を下回る見込みです。