新光電工、上期経常を70％上方修正、通期も増額

　新光電気工業 <6967> が7月26日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.1倍の42.8億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の33億円→56億円(前年同期は28億円)に69.7％上方修正し、増益率が17.6％増→99.6％増に拡大する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の76億円→97億円(前期は57.3億円)に27.6％上方修正し、増益率が32.6％増→69.3％増に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の1.5％→6.9％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　平成31年3月期第１四半期連結累計期間の当社業績は、高付加価値製品の売上増加や為替差益の発生等により、収益面において想定を上回る水準で推移いたしました。つきましては、平成30年4月27日に発表いたしました平成31年3月期第２四半期連結累計期間および通期の業績予想数値を、今後の為替相場・市況動向等もふまえ、上記のとおり修正いたします。なお、第２四半期連結累計期間および通期業績予想の前提となる第２四半期以降の為替レートは、１米ドル＝108円を想定しております。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。　　実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。