フクダ電、今期経常を4％上方修正、配当も5円増額

　フクダ電子 <6960> [東証Ｓ] が1月31日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比16.9％増の196億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の230億円→240億円(前期は250億円)に4.3％上方修正し、減益率が8.3％減→4.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の89億円→99億円(前年同期は134億円)に11.2％増額し、減益率が33.7％減→26.2％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の160円→165円に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.8％増の55億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の16.2％→16.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース