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図研のニュース
<動意株・8日>(大引け)=特殊陶、東京鉄、東特線など
日本特殊陶業<5334.T>=後場急伸。同社はきょう午後2時に、15年3月期通期の連結業績見通しを発表。営業利益予想を620億円(前期比20.0%増)としたほか、年間配当計画を32円(前期は28円)としていることが好感されているようだ。通期連結売上高は3340億円(前期比1.3%増)を見込む。1ドル=95円、1ユーロ=135円を前提に、主力の自動車関連事業分野では米国や中国を中心に堅調な海外需要を見込んでいる。
東京鉄鋼<5445.T>=上昇加速。同社は、独立系の電炉メーカー。15年3月期は震災復興に伴う好調な棒鋼需要や、スクラップ価格が反落する一方で数量販売の増勢が寄与、営業利益は前期比92.4%増の34億円と急回復見通しにあり、年間配当も前期実績に3円上乗せした10円見通しとしたことから、これを手掛かり材料にリバウンドを狙った短期資金を呼び込んでいる。
東京特殊電線<5807.T>=大幅高。5月初旬に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、一気に上げ足を強めているが、時価は160円近辺で依然として値ごろ感がある。14年3月期は前の期比4倍強の12億円が予想されるなど業績変化率の高さで異彩を放つほか、PERも9倍程度と割安感がある。電線・デバイス部門ではケーブルや線材が好調に推移して収益を牽引、普及加速するスマートフォンの加工品も寄与する。
日新製鋼<5413.T>=急伸。同社が7日発表した14年3月期決算が良好な結果だったことを好感する買いが流入。売上高は5764億4700万円(前の期比11.1%増)、最終損益は177億5900万円の黒字(前の期は373億9800万円の赤字)だった。建材や自動車向け鋼材需要などが堅調だったほか、高耐食溶融めっき鋼鈑「ZAM(ザム)」が太陽光発電架台向けなどに伸びた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は7日、「ポジティブな印象」と指摘。同証券では、同社のレーティングは「アウトパフォーム」とし、目標株価は1700円に設定している。
丸山製作所<6316.T>=大幅高。同社は7日引け後、13年10月~14年3月期の連結業績を発表、最終利益が前年同期比17倍の5億8000万円になったもようと発表したことが好感された。従来予想は、6000万円で5億2000万円の増額となる。主力の農機販売が消費増税前の駆け込み需要で大きく伸び、好調な輸出も利益を押し上げた。売上総利益の増加も会社側想定を上回っている。14年9月期の業績予想は現在精査中としているが、14日の決算発表時に増額される公算が大きい。
図研<6947.T>=3日ぶりに急反発。同社は7日取引終了後に、15年3月期通期の連結業績見通しを発表。営業利益予想を16億円(前期比2.5倍)としていることなどが好感されている。通期連結売上高予想は223億円(前期比12.8%増)を見込む。足もとで、最新の電気設計システム「CR-8000」シリーズの販売や、データ管理システム「DS-2」「visual BOM」を中心にITソリューションの売り上げが好調なことが増収増益見通しにつながっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
東京鉄鋼<5445.T>=上昇加速。同社は、独立系の電炉メーカー。15年3月期は震災復興に伴う好調な棒鋼需要や、スクラップ価格が反落する一方で数量販売の増勢が寄与、営業利益は前期比92.4%増の34億円と急回復見通しにあり、年間配当も前期実績に3円上乗せした10円見通しとしたことから、これを手掛かり材料にリバウンドを狙った短期資金を呼び込んでいる。
東京特殊電線<5807.T>=大幅高。5月初旬に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、一気に上げ足を強めているが、時価は160円近辺で依然として値ごろ感がある。14年3月期は前の期比4倍強の12億円が予想されるなど業績変化率の高さで異彩を放つほか、PERも9倍程度と割安感がある。電線・デバイス部門ではケーブルや線材が好調に推移して収益を牽引、普及加速するスマートフォンの加工品も寄与する。
日新製鋼<5413.T>=急伸。同社が7日発表した14年3月期決算が良好な結果だったことを好感する買いが流入。売上高は5764億4700万円(前の期比11.1%増)、最終損益は177億5900万円の黒字(前の期は373億9800万円の赤字)だった。建材や自動車向け鋼材需要などが堅調だったほか、高耐食溶融めっき鋼鈑「ZAM(ザム)」が太陽光発電架台向けなどに伸びた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は7日、「ポジティブな印象」と指摘。同証券では、同社のレーティングは「アウトパフォーム」とし、目標株価は1700円に設定している。
丸山製作所<6316.T>=大幅高。同社は7日引け後、13年10月~14年3月期の連結業績を発表、最終利益が前年同期比17倍の5億8000万円になったもようと発表したことが好感された。従来予想は、6000万円で5億2000万円の増額となる。主力の農機販売が消費増税前の駆け込み需要で大きく伸び、好調な輸出も利益を押し上げた。売上総利益の増加も会社側想定を上回っている。14年9月期の業績予想は現在精査中としているが、14日の決算発表時に増額される公算が大きい。
図研<6947.T>=3日ぶりに急反発。同社は7日取引終了後に、15年3月期通期の連結業績見通しを発表。営業利益予想を16億円(前期比2.5倍)としていることなどが好感されている。通期連結売上高予想は223億円(前期比12.8%増)を見込む。足もとで、最新の電気設計システム「CR-8000」シリーズの販売や、データ管理システム「DS-2」「visual BOM」を中心にITソリューションの売り上げが好調なことが増収増益見通しにつながっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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