＜チャートの視点＞＝ウシオ電、一目均衡表の雲上限に迫る

　ウシオ電機<6925.T>は６日続伸で一時、前日比２８円高の１１７６円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（１３日時点：１１６９円）と先行スパン２（同：１１８８円）で囲まれた範囲（雲）の上限に迫っている。１０月１７日につけた年初来安値１０４９円を底に戻り歩調をたどっており、足もとでは７５日移動平均線（１３日時点：１１４９円）に対するプラスカイ離を回復。また、２５日移動平均線（同：１１０３円）と７５日移動平均線とのゴールデン・クロスも視野に入りつつあるなど、テクニカル妙味が高まっている。
　なお、同社は１０月３１日に１５年３月期通期の連結営業予想を従来の１４０億円から１１０億円（前期比９．２％減）に引き下げると発表。デジタルシネマプロジェクターの販売減や新規事業の寄与の遅れなどが影響するとしている。

ウシオ電の株価は１３時４５分現在１１７４円（△２６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）