岩崎電しっかり、那須塩原市で全国初のスマート道路灯の運用に協力

　岩崎電気<6924.T>がしっかり。２４日の取引終了後、栃木県那須塩原市の全国初のスマート道路灯の運用に同社が協力したと発表しており、これが好材料視されている。

　那須塩原市では、管理する道路灯の全５３２基（５７０灯）のＬＥＤ化を実施し、そのうち４１２灯を通信ネットワークでつなぎ、中央管理システムで一括管理するスマート化を実施したが、同社のオペレーションセンターによりスマート道路灯の遠隔制御を行う。遠隔操作により深夜帯の減光や、天候などの状況に応じた調光制御を行い電気料金の低減や省エネルギー化を図るとしており、３月２２日の東京電力管内で発令された「電力需給ひっ迫警報」の際には一部箇所で減光を行い、節電に協力したという。なお、自治体が管理する道路灯を全域にわたりスマート化し、実際に運用するのは日本国内初の試み。

出所：MINKABU PRESS