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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株が日経平均株価をけん引~
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株が日経平均株価をけん引~
6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株が日経平均株価をけん引
■サツドラHD、24/5上方修正 営業利益 13.5億円←10.0億円
■前場の注目材料:ヤマハ発、国交省、月内にも5社処分判断、立ち入り
■ハイテク株が日経平均株価をけん引
6日の日本株市場は、買い優勢の相場展開が見込まれる。5日の米国市場は、NYダウが96ドル高、ナスダックは330ポイント高だった。ADP雇用統計で民間部門の伸びが予想を下回ったため、早期利下げ期待を受けた買いが先行した。その後発表されたISM非製造業景況指数が予想以上に成長域に改善したため、長期金利の上昇に連れNYダウは一時下落に転じたが、根強い年内の利下げ期待を受けた買いに終盤にかけて上昇。ナスダックはエヌビディアが指数を押し上げ、終日堅調に推移し最高値を更新した。シカゴ日経225先物は大阪比445円高の38965円。円相場は1ドル156円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場では主要な株価指数は上昇し、特にエヌビディアなど半導体株の上昇が指数をけん引する格好となった。日経225先物はナイトセッションで一時38450円まで下げる場面も見られたが、米国市場の取引開始後はこれといった調整もなく、終盤にかけて38980円まで買われていた。この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引することになりそうである。
昨日はレーザーテック<6920>が空売りファンドによるレポートをきっかけに急落したが、会社側は「不正会計の疑惑について明確に否定する」と開示しており、ショートカバーを誘う流れが強まるようだと、センチメント改善につながりそうだ。昨日の日経平均株価は25日線を下回って終えたが、本日は38990円辺りで推移する75日線を捉えてくる可能性もあるため、売り方の買い戻しの動きが強まりそうである。週末には米雇用統計を控えていることもあり、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目狙いのスタンスになるだろう。
物色としては、東エレク<8035>など半導体株にショートカバーを交えた資金流入が見込まれるほか、短期的ながら個人主体の資金はAI関連などにシフトすることが見込まれる。為替市場では1ドル=156円台と円高が一服していることもあり、輸出関連への自律反発を狙った動きなども意識されそうだ。一方、米長期金利が低下傾向をみせているなか、金融セクターなどは利益確定の流れが意識されそうである。
■サツドラHD、24/5上方修正 営業利益 13.5億円←10.0億円
サツドラHD<3544>は業績予想の修正を発表。営業利益を10億円から13.5億円に上方修正した。春節以降のインバウンド需要は落ち着くものとして見込んでいたが、足元、未だ中国から道内への観光客の回復はまだ十分ではないものの、他のアジアの国々からの需要継続等によって、想定よりも堅調な業績で推移している。電気代の単価が計画よりも下振れたことにより、販管費も抑制できている。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38807.33、+96.04)
・ナスダック総合指数は上昇(17187.91、+330.86)
・1ドル=156.00-10円
・シカゴ日経先物は上昇(38965、大阪比+445)
・SOX指数は上昇(5347.44、+231.18)
・VIX指数は低下(12.63、-0.53)
・米原油先物は上昇(74.07、+0.82)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・ヤマハ発<7272>国交省、月内にも5社処分判断、立ち入り
・アルプスアルパイン<6770>戦略投資4年で1000億円、センシング重点
・アイシン<7259>グループのアドヴィックス、印BIと合弁、制御ブレーキ生産
・ブルーイノベ<5597>JUIDAと覚書、機種別ドローン操縦スキル評価、制度新設へ
・双日<2768>SIJと協業、途上国でCO2排出枠創出
・菊水HD<6912>菊水電子工業、各国のEV規格対応の多目的コントローラー発売
・新電元工業<6844>来春にもカスタマイズ充電器、意匠性・機能性高く
・東光高岳<6617>パーク24などと、時間貸し駐車場で充電、渋谷で来月実証
・日立造船<7004>進工業に水素発生装置を納入、非常電源など活用
・日精樹脂<6293>中国で鋳物部品内製化
・JFE<5411>JFEエンジ、水素混焼コージェネ投入、都市ガス並み出力
・ホシザキ<6465>フィリピン食品機器販売2社を子会社化
・BIPROGY<8056>商工中金とDX支援、中堅・中小の課題解決
・マクセル<6810>新中計、成長投資350億円、全固体電池性能を向上
・ルネサス<6723>インド工科大と半導体分野で連携、研究開発・人材育成
・三菱電機<6503>新興とビジネス創出、都内でイベント、70社100人超参加
・三菱電機<6503>大型製品の3D計測技術開発、製造の期間短縮
・ヒロセ電機<6806>社長・石井和徳氏、コネクター生産増強
・三菱マテリアル<5711>東北で地熱拡大、50年度めど電力完全自給
・大阪ガス<9532>SOECメタネーション試験装置を完成
・旭化成<3407>開発製造受託、遺伝子治療薬原料、来年にも
・三菱瓦斯化学<4182>新中計、環境に大型投資、循環型メタノール注力
・積水化学<4204>機能性微粒子「アドバンセル」を増産、20億円投資
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・10:30 中村日銀審議委員あいさつ
<海外>
・10:30 豪・4月貿易収支(予想:+54.00億豪ドル、3月:+50.24億豪ドル) <ST>
■ハイテク株が日経平均株価をけん引
■サツドラHD、24/5上方修正 営業利益 13.5億円←10.0億円
■前場の注目材料:ヤマハ発、国交省、月内にも5社処分判断、立ち入り
■ハイテク株が日経平均株価をけん引
6日の日本株市場は、買い優勢の相場展開が見込まれる。5日の米国市場は、NYダウが96ドル高、ナスダックは330ポイント高だった。ADP雇用統計で民間部門の伸びが予想を下回ったため、早期利下げ期待を受けた買いが先行した。その後発表されたISM非製造業景況指数が予想以上に成長域に改善したため、長期金利の上昇に連れNYダウは一時下落に転じたが、根強い年内の利下げ期待を受けた買いに終盤にかけて上昇。ナスダックはエヌビディアが指数を押し上げ、終日堅調に推移し最高値を更新した。シカゴ日経225先物は大阪比445円高の38965円。円相場は1ドル156円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場では主要な株価指数は上昇し、特にエヌビディアなど半導体株の上昇が指数をけん引する格好となった。日経225先物はナイトセッションで一時38450円まで下げる場面も見られたが、米国市場の取引開始後はこれといった調整もなく、終盤にかけて38980円まで買われていた。この流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引することになりそうである。
昨日はレーザーテック<6920>が空売りファンドによるレポートをきっかけに急落したが、会社側は「不正会計の疑惑について明確に否定する」と開示しており、ショートカバーを誘う流れが強まるようだと、センチメント改善につながりそうだ。昨日の日経平均株価は25日線を下回って終えたが、本日は38990円辺りで推移する75日線を捉えてくる可能性もあるため、売り方の買い戻しの動きが強まりそうである。週末には米雇用統計を控えていることもあり、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はあるものの、押し目狙いのスタンスになるだろう。
物色としては、東エレク<8035>など半導体株にショートカバーを交えた資金流入が見込まれるほか、短期的ながら個人主体の資金はAI関連などにシフトすることが見込まれる。為替市場では1ドル=156円台と円高が一服していることもあり、輸出関連への自律反発を狙った動きなども意識されそうだ。一方、米長期金利が低下傾向をみせているなか、金融セクターなどは利益確定の流れが意識されそうである。
■サツドラHD、24/5上方修正 営業利益 13.5億円←10.0億円
サツドラHD<3544>は業績予想の修正を発表。営業利益を10億円から13.5億円に上方修正した。春節以降のインバウンド需要は落ち着くものとして見込んでいたが、足元、未だ中国から道内への観光客の回復はまだ十分ではないものの、他のアジアの国々からの需要継続等によって、想定よりも堅調な業績で推移している。電気代の単価が計画よりも下振れたことにより、販管費も抑制できている。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(38807.33、+96.04)
・ナスダック総合指数は上昇(17187.91、+330.86)
・1ドル=156.00-10円
・シカゴ日経先物は上昇(38965、大阪比+445)
・SOX指数は上昇(5347.44、+231.18)
・VIX指数は低下(12.63、-0.53)
・米原油先物は上昇(74.07、+0.82)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・ヤマハ発<7272>国交省、月内にも5社処分判断、立ち入り
・アルプスアルパイン<6770>戦略投資4年で1000億円、センシング重点
・アイシン<7259>グループのアドヴィックス、印BIと合弁、制御ブレーキ生産
・ブルーイノベ<5597>JUIDAと覚書、機種別ドローン操縦スキル評価、制度新設へ
・双日<2768>SIJと協業、途上国でCO2排出枠創出
・菊水HD<6912>菊水電子工業、各国のEV規格対応の多目的コントローラー発売
・新電元工業<6844>来春にもカスタマイズ充電器、意匠性・機能性高く
・東光高岳<6617>パーク24などと、時間貸し駐車場で充電、渋谷で来月実証
・日立造船<7004>進工業に水素発生装置を納入、非常電源など活用
・日精樹脂<6293>中国で鋳物部品内製化
・JFE<5411>JFEエンジ、水素混焼コージェネ投入、都市ガス並み出力
・ホシザキ<6465>フィリピン食品機器販売2社を子会社化
・BIPROGY<8056>商工中金とDX支援、中堅・中小の課題解決
・マクセル<6810>新中計、成長投資350億円、全固体電池性能を向上
・ルネサス<6723>インド工科大と半導体分野で連携、研究開発・人材育成
・三菱電機<6503>新興とビジネス創出、都内でイベント、70社100人超参加
・三菱電機<6503>大型製品の3D計測技術開発、製造の期間短縮
・ヒロセ電機<6806>社長・石井和徳氏、コネクター生産増強
・三菱マテリアル<5711>東北で地熱拡大、50年度めど電力完全自給
・大阪ガス<9532>SOECメタネーション試験装置を完成
・旭化成<3407>開発製造受託、遺伝子治療薬原料、来年にも
・三菱瓦斯化学<4182>新中計、環境に大型投資、循環型メタノール注力
・積水化学<4204>機能性微粒子「アドバンセル」を増産、20億円投資
☆前場のイベントスケジュール
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・10:30 中村日銀審議委員あいさつ
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・10:30 豪・4月貿易収支(予想:+54.00億豪ドル、3月:+50.24億豪ドル) <ST>
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