原田工業、上期経常は黒字浮上も対通期進捗は過去平均を下回る

　原田工業 <6904> が11月10日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は0.4億円の黒字(前年同期は16.4億円の赤字)に浮上したが、通期計画の16億円に対する進捗率は2.6％にとどまり、5年平均の48.5％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の15.5億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は0.3億円の黒字(前年同期は11.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-17.8％→0.4％に急改善した。

株探ニュース