沢藤電、今期経常を41％下方修正

　澤藤電機 <6901> が3月25日大引け後(17:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の4.4億円→2.6億円(前期は7.8億円)に40.9％下方修正し、減益率が44.2％減→67.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.8億円→1億円(前年同期は2.7億円)に63.2％減額し、一転して61.5％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年11月８日に公表しました業績予想に比べ、売上高は、電装品、発電機事業については、海外得意先の在庫調整等の長期化による販売減少及び冷蔵庫事業における豪ドル安の影響に加え、新型コロナウィルス感染拡大による影響を一定程度織り込んだ結果、前回予想を下回る見通しとなりました。また利益面でも、原価改善、固定費削減等に取り組んだことによる改善はみられたものの、各事業の販売減、海外調達部品の値上がり及び為替の影響等が大きく、前回予想を下回る見通しとなりました。個別業績予想につきましても、連結と同様の理由により前回予想を下回る見通しとなりました。