当社連結子会社Pixelogic、SaaS型の映像コンテンツ・プラットフォームを提供するmediafellowsの全株式を取得

コンテンツホルダー向けのデジタル配信ソリューションを拡大

映像の企画から制作、映像編集、配信・流通向けサービスに至るまでを、グローバルにワンストップでお届けする株式会社 IMAGICA GROUP（本社：東京都港区、代表取締役社長：布施 信夫）のグループ会社であるPixelogic Holdings LLC（本社：米国カリフォルニア州バーバンク、以下 「Pixelogic」）は、SaaS型の映像コンテンツ・プラットフォームを提供するmediafellows GmbH（本社：ドイツ・ベルリン、以下「mediafellows」）の全株式を取得したことをお知らせいたします。



株式取得の背景


Pixelogicは、米国LAを拠点としてハリウッドメジャースタジオや動画配信事業者、テレビ放送局に対してグローバルE2Eサービス*を展開する当社の連結子会社です。今回、同社はmediafellowsが展開するSaaS型のB2Bコンテンツ管理・流通プラットフォーム「MediaStore」をグローバルE2E事業の新しいサービスラインナップとして加え、事業領域の拡大を目指すため、本株式の取得を決定いたしました。
　「MediaStore」は、世界有数の映画スタジオ、動画配信事業者、放送局などのコンテンツホルダーとコンテンツバイヤーを結ぶ、SaaS型の映像コンテンツ・プラットフォームです。クラウドベースでコンテンツホルダーの要望に合わせたカスタマイズや高度なセキュリティ対策、コンテンツデータ保護、コンテンツ視聴履歴の分析、そして様々なシステムとの連携をサポートします。また、ライセンス契約が締結されたコンテンツのデジタルアセットを、「MediaStore」から世界中のバイヤーに直接提供することも可能です。
　Pixelogicは、「MediaStore」をサービスラインナップに加えることで、コンテンツホルダーとバイヤーの接点を増やし、顧客基盤と事業領域の拡大を図ってまいります。

＊E2Eサービス：End to End。映画・ドラマ・アニメーション等の映像コンテンツを制作するポストプロダクションから、それらを劇場、テレビ、インターネットを介した動画配信などあらゆるメディアで流通させるために必要なローカライズ(吹替、字幕制作)、ディストリビューション(流通)のためのメディアサービスまでをワンストップで提供するサービスの総称。

　当社グループは、中期経営計画「G-EST2025」に掲げた５つの基本戦略の１つである「グローバルに事業領域を拡大」において、グローバルE2E事業の展開を推進しております。今回の株式取得は、さらなるグローバルE2E事業拡大への貢献に資するものと考えております。

mediafellowsについて


mediafellowsは、ベルリンを拠点とし、メディア資産の管理、コンテンツ マーケティング、販売、クラウドベースのフルフィルメントサービスを可能にするB2B SaaSソリューションの革新的なプロバイダーとして、2020年に設立されました。同社の中核サービスであるSaaS型のB2Bコンテンツ管理・流通プラットフォーム「MediaStore」は、非常に安全で拡張性が高く、映画およびエンタテインメント業界の小規模な配給会社から大規模なスタジオまで、すべての販売およびマーケティングに適しています。

なお、当件による2024年3月期の連結業績への影響は軽微であります。

当社グループは引き続き、グループの持つクリエイティビティとテクノロジーで、「世界の人々に“驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。

株式会社IMAGICA GROUP



1935年の創業以来、新たな“映像”の価値創出に挑戦し続け、これからも「世界の人々に”驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。
・会社名：株式会社IMAGICA GROUP / IMAGICA GROUP Inc.
（東証プライム市場、証券コード：6879　イマジカG）
・代表者：代表取締役社長 社長執行役員　布施 信夫
・所在地：〒105‐0022　東京都港区海岸一丁目14番2号
・創立：1935年2月18日
・資本金：33億6百万円
・事業内容：映像コンテンツ事業、映像制作サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括
・URL：https://www.imagicagroup.co.jp/
・note：https://www.note.imagicagroup.co.jp/
・X：https://twitter.com/IMAGICAGROUP