メガチップスが急反発、“スイッチ関連”の恩恵享受し今期営業益予想１０億円上乗せ◇

　メガチップス<6875.T>が４日ぶり急反発、寄り付きは大口の買い注文に値がつかずカイ気配で始まった。同社は特定用途向けＬＳＩを手掛け主要顧客は任天堂<7974.T>で、「ニンテンドースイッチ」関連の恩恵を享受し好調な需要を取り込んでいる。前週末１０月３０日取引終了後、２１年３月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の５５０億円から７５０億円（前期比１４％増）、営業利益は３２億円から４２億円（同４．３倍）に大幅増額しており、これが材料視される形で物色の矛先が向いた。株価は１０月下旬から調整トレンドにあったことで目先値ごろ感も意識され、仕切り直しの買いを誘発しやすくなっている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS