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*08:46JST ハイテク株の底堅さを見極め
13日の日本株市場は、こう着感が強まりやすいと考えられるが、底堅さは意識される相場展開になりそうだ。12日の米国市場は、NYダウが101ドル高、ナスダックは46ポイント高だった。中東情勢の悪化を警戒した売りが先行したが、5月の米卸売物価指数(PPI)は予想を下回る伸びにとどまったことで、年内の利下げ期待が高まり、上昇に転じた。シカゴ日経225先物は大阪比30円高の38180円。円相場は1ドル=143円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を無難に通過してくると考えられ、38000円辺りが支持線として意識されやすいだろう。週末要因から積極的な売買は手控えられそうだが、200日線に接近する局面では押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。
日経225先物はナイトセッションで節目の38000円を割り込む場面もみられたが、200日線、25日線が支持線として機能していた。中東の地政学リスクの高まりがリスク回避に向かわせやすい。米中の貿易摩擦悪化への警戒は和らいだものの依然として不透明である。また、トランプ米大統領は、輸入自動車に課している25%の追加関税をさらに引き上げる可能性を示唆した。トランプ大統領の発言に振らされやすいなかでは、上値追いを慎重にさせそうだ。
なお、米国ではオラクルが予想を上回る決算や見通しが評価され、13%を超える上昇で上場来高値を更新した。AI需要の強さを示したとして、他のハイテク株に買いが波及する動きをみせており、東京市場においてもアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の底堅さが意識されそうだ。そのほか、防衛関連への物色は根強いと考えられる反面、トランプ大統領の発言を受けて、自動車株は手掛けにくいだろう。そのほかは、AI関連などの中小型株には個人主体の資金が向かいそうだ。
<AK>
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を無難に通過してくると考えられ、38000円辺りが支持線として意識されやすいだろう。週末要因から積極的な売買は手控えられそうだが、200日線に接近する局面では押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。
日経225先物はナイトセッションで節目の38000円を割り込む場面もみられたが、200日線、25日線が支持線として機能していた。中東の地政学リスクの高まりがリスク回避に向かわせやすい。米中の貿易摩擦悪化への警戒は和らいだものの依然として不透明である。また、トランプ米大統領は、輸入自動車に課している25%の追加関税をさらに引き上げる可能性を示唆した。トランプ大統領の発言に振らされやすいなかでは、上値追いを慎重にさせそうだ。
なお、米国ではオラクルが予想を上回る決算や見通しが評価され、13%を超える上昇で上場来高値を更新した。AI需要の強さを示したとして、他のハイテク株に買いが波及する動きをみせており、東京市場においてもアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の底堅さが意識されそうだ。そのほか、防衛関連への物色は根強いと考えられる反面、トランプ大統領の発言を受けて、自動車株は手掛けにくいだろう。そのほかは、AI関連などの中小型株には個人主体の資金が向かいそうだ。
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