堀場製がカイ気配、半導体システム機器部門が好調、今期業績見通しの上方修正を材料視

　分析・計測機器メーカーの堀場製作所が午前９時時点で、５０円高の２７１１円カイ気配。１０日引け後に、１０年１２月期業績予想の上方修正を発表、材料視されている。

　売上高を１１３０億円から１１８０億円（前期比１２．９％増）、営業利益を６５億円から８５億円（同６５．２％増）、純利益を３２億円から５０億円（同５８．１％増）に引き上げた。シリコン半導体やＬＥＤ（発光ダイオード）の製造装置メーカーの投資が拡大していることから、半導体製造装置用マスフローコントローラや、半導体洗浄装置用の薬液モニターなど半導体システム機器部門が好調に推移する見通し。

　同時に発表した、１０年１２月期第１四半期（１－３月）連結決算は、売上高２６８億１７００万円（前年同期比５．４％増）、営業利益１９億９０００万円（同２．６％減）、純利益１３億８３００万円（同４３％増）だった。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社