共和電業のニュース
<6853> 共和電業
四季報によると、高速道路向け車両重量計測装置など大口案件が順調。前期に顧客の設備投資手控えで低調だったセンサー、計測機器も後半底入れ。道路、鉄道などインフラ向け装置の需要も下支え。営業益小幅回復。高性能機への更新等で20年度は償却費上回る設備投資の計画。移転予定の計測器子会社の甲府工場は20年7月竣工。新幹線向け車台温度検知装置の販促に力。
2020年5月8日発表。2020年12月期本決算予想は、営業利益8.5%の15.00億円、経常利益6.2%の15.50億円の増収・増益の見通し。
2012年6月6日の224円を底値とする上昇トレンド(A)の中で、2014年6月10日に630円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2016年7月8日の306円で当面の底打ちとなって、2017年5月9日の487円まで戻し、ここを戻り高値にして2018年12月26日の328円まで下落したあと、コロナによる株式暴落の中、今年の2月13日に460円まで上昇し、しっかりとしていましたが、その後はやはりコロナ大暴落相場に巻き込まれ、3月17日には303円まで下落しました。ここからは2016年7月8日の306円に対するダブル底に近い2点底となって、3月31日の410円まで反発し、5月15日の360円まで押し目を入れ、5月29日に408円で買転換となっています。
<5269> 日本コンクリート工業
四季報によると、パイル需要低調。セグメント端境期の中、不採算案件の発生、大型案件工事中断など特殊要因の影響大きい。21年3月期は特殊要因が一巡。収益源となるポールの楽天向け出荷増、防災・減災ニーズによるPC壁体拡大で営業益は急回復。ミャンマー新工場は12月稼働予定、同国の生産量倍増へ。セグメントはリニアのほか枚方トンネルなど案件豊富。
2020年5月20日発表。2021年3月期本決算予想は、営業利益1727.9%の14.00億円、経常利益444.2%の16.00億円と大幅な増収・増益の見通し。
2015年5月26日の551円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年2月12日の221円まで下落し、ここから上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で2018年1月29日の515円で戻り高値となって、再び下降トレンド(C)へ転換し、12月25日の219円、2019年8月28日の227円を2点底にして11月11日の338円まで反発し、ここをピークにもみあったあと、コロナ問題に連動し、短期の下降トレンド(D)となりました。この下降トレンド(D)の中で今年の3月13日に185円の安値をつけて反発し、4月22日に227円まで押し目を入れたあと、再上昇となって5月27日に281円で買転換となっています。
<2112> 塩水港精糖
四季報によると、柱の砂糖は数量漸減だが原料価格は安定。会社計画慎重。保険金特益ない。記念配剥落。21年3月期はオリゴ糖が販促効き堅調増。ただ、砂糖の数量漸減傾向変わらず、原料価格上昇背景に営業微減益。競合厳しいオリゴは雑誌や新聞、テレビCM、販促キャンペーンなど積極的な広告宣伝を継続。新たな効能表示取得を目指し免疫力への効果など検証に力。
2020年5月11日発表。2021年3月期本決算予想は、営業利益-20.6%の8.50億円、経常利益-22.7%の8.90億円の減収・減益の見通し。
2011年11月24日の168円、2012年10月11日の180円を2点底にして、2013年5月8日の468円まで上昇しました。ここをピークに下落トレンド(A)に転換し、この中で2014年5月21日の230円まで下落し、ここからの反発で9月29日に339円の戻り高値をつけたあと、ゆるやかな下降トレンド(B)入りとなりました。この下降トレンド(B)の中で、2016年6月24日の202円を安値に2018年2月26日の288円まで上昇後、短期の下降トレンド(C)へ移行し、今年の3月17日にコロナ問題で166円の安値をつけたあと反発してもみあい、6月2日に218円で買転換となっています。相場が小型株に回ってきた時に見なおされる可能性があります。
<4634> 東洋インキSCホールディングス
四季報によると、中国の表示材料は単価減きついが、5G対応の塗工材料、電機向け粘接着剤が拡大。ミャンマーの包装用インキ工場通期化、国内はオフセットインキの値上げ効果。営業益底入れ。不確定の特損見込む。今期営業益目標280億円は大幅未達。ポリマー・塗加工部門責任者で海外経験長い高島新社長の下、非インキ、国際化加速へ。国内オフセットの値上げ継続。
2020年5月15日発表。2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益13.9%の150.00億円、経常利益11.9%の155.00億円の増収・増益の見通し。
2016年2月12日の2005円(併合前401円)と7月8日の2065円(併合前413円)を2点底とする上昇トレンド(A)の中で、2018年1月9日の3480円(併合前696円)、5月11日の3530円(併合前706円)と2天井をつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2019年8月13日の1994円で当面の底打ちとなって反発し、下降トレンド(B)を上にぬけて11月8日の2808円まで上昇するものの、この水準でもみあったあと、今年になって新型コロナ問題からの相場の急落につれ安し、再び下降トレンド(B)を下に切って3月17日に1580円の安値をつけました。ここからいったん反発して3月30日の2230円まで上昇するものの三角保ち合いのようなもみあいとなって、5月18日の1911円を安値に上放れの形となり、6月3日に2156円で買転換となっています。
<3086> J.フロント リテイリング
四季報によると、21年2月期もギンザシックスなど不動産収入堅調。が、百貨店は衣料品上向かず。新型肺炎影響で免税売上も減少懸念。退職給付関連の一時押し上げ要因もなく営業微減益。繰税資産取り崩し消滅。増配か。出資比率65%だったパルコを完全子会社化へ。2月TOB成立。意思決定迅速化や不動産事業強化狙う。20年秋に大丸松坂屋カード刷新、ポイント機能など充実。
2020年4月10日発表。2021年2月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-70.2%の120.00億円、経常利益-76.6%の87.00億円と大幅な減収。減益の見通し。
2016年7月8日の1010円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、12月19日の1785円、2017年3月13日の1790円、6月29日の1798円と三尊天井をつけたあと、9月15日の1426円まで押し目を入れ急上昇となって12月27日に2190円の高値をつけました。ここをピークにして下降トレンド(B)へ転換し、2019年6月3日の1116円を安値に反発となって下降トレンド(B)を上にぬけ、今年の1月6日に1612円の戻り高値をつけました。しかし、ここで新型コロナ感染拡大で世界的暴落が起こり、この株もつれ安して4月6日には686円まで下落しました。ここを当面の底値にして三角保ち合い(C)となり、煮詰まったところでいったん上放れし、5月28日にザラ場で1009円まで上昇し、押し目を形成して再び6月3日に946円で買転換が出ています。
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