古野電気は大幅続伸、１９年２月期の営業利益と配当予想を上方修正

　古野電気<6814.T>は大幅続伸している。同社は１２日の取引終了後、１９年２月期連結業績予想について、営業利益を４０億円から５０億円（前期比２．５倍）へ、純利益を３０億円から４０億円（同３．２倍）へ上方修正した。

　売上高は８２０億円（同３．７％増）の従来予想を据え置いたものの、生産性の向上などによる利益率の改善が計画を上回って推移していることや、為替レートがドル、ユーロともに想定より円安水準で推移していることなどにより、利益を押し上げるとしている。

　また、従来は中間・期末各５円の年１０円を予定していた配当について、中間配当で５円の記念配当を行うほか期末配当を２円増額し、中間１０円・期末７円の年１７円にするとあわせて発表した。

出所：minkabuPRESS