【売り】日本コロムビア:減益+7月は売りが勝率100%
要旨
減益の報道に加えて統計的にも売りが優勢の状況。ここは売りを仕込んでおきましょう。
日本コロムビア株式会社とは?
情報・通信業。音楽ソフト製作会社。ソフトウェアの企画・制作・販売をはじめ、アーティストの養成も手掛ける。
最近のトピック
日本初のレコード会社で創業から100年経つ日本コロムビア。5月中旬に決算を発表し、14年3月期の連結経常利益は前期比約40%減、15年3月期も前期比約20%減となる見通しを示しました。
どんな値動きをしているの?
減益の報道があるものの、株価は横ばいの状態が続いています。特に直近は、600〜640円の推移の値動きを継続中です(6月24日現在)。
ここがポイント!
ここで注目なのが以下の2点です。
(1) 割高感
情報・通信業の平均予想PERは16.0倍(6月24日時点)。一方でコロムビア社の予想PERは40.4倍と二倍以上も高い位置を推移しています。やや買い手は手を出しづらい状況にあると言えます。
(2) 統計的にも売りが有利
過去14回、7月初めから終わりにかけて株式を売却した場合の勝率が100%と非常に高いです。アップサイドリスクの定量が難しいとはいえ、過去データ上は売りが有利と言えます。
まとめ
以上2つの理由から、7月中は売りで攻めていきましょう。
留意点
統計的に優位ではあるものの、上昇となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。
統計解析の結果の概要
利用した戦略:7月厳選注目銘柄
検証期間:2000年1月4日~2013年7月31日
取引回数:14回
対象銘柄:【日本コロムビア】
売買手法:7月初め寄成売り→7月末引成買い
勝率:100%
勝ちトレード平均利益:+9.15%
負けトレード平均損失:---
平均損益率:+9.15%
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