【売り】パイオニア:勝率62%の売りシグナル、ボックス圏での年初来高値更新
要旨
横ばいなチャートの中、3日の急上昇はやや過激な印象。出来高も伴っていることから売り圧力も強まっていると読みます。統計的にも売りが強い状況ですから、短期的な調整を期待して攻めます。
パイオニア株式会社とは?
音響・映像機器メーカー。カーオーディオ製品、カーナビが主力。
最近のトピック
パイオニアは6月24日、AV機器事業をオンキヨー連合に売却するとの発表しました。AV関連事業を展開する子会社の大半を売却する計画で、一部を残しオンキヨーと業務提携するとのこと。
どんな値動きをしているの?
2014年以降は横ばいが続いており、200〜240円を推移する展開が続いています。7月3日は大幅に株価が上昇し、現在の株価は242円となりました。出来高が急激に増加したことから売り板の厚さが伺えます。
ここがポイント!
大きすぎる陽線
7月3日は大きな陽線となり急激に株価が上昇。統計的にも売りに優勢の状況です。
まとめ
以上の理由より、ここは短期的な調整を期待して「逆張り売り」で攻めましょう。
留意点
統計的には優位ですが、続投となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。
統計解析の結果の概要
利用した戦略:225銘柄逆張り売り
検証期間:2000年1月4日~2014年7月3日
取引回数:6879回
対象市場:225銘柄
売買手法:寄成売り→引成買い
勝率:62%
勝ちトレード平均利益:+2.1%
負けトレード平均損失:-2.4%
平均損益率:+0.4%
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