Euro安の影響が大きな銘柄として、ソニーを売っておく。ドル／円については、ソニーは米国内での映画事業などの事業規模が大きいため、ドル／円での為替は収支面では均衡しているが、Euroについては輸出市場としての比重が大きく、Euro安は業績に大きく響いてくる。
現時点で、ソニーが想定しているEuro１３１－１３２円よりも大幅なEuro安となっている。３月までは為替予約されているはずなので、今期の収益予想は大丈夫であるが、株価は来期を見て動くため、相当の影響が出てくると見ている。

本来は中期での売り銘柄であるが、現状の相場環境がどちらに動いてもおかしくない不安定な状況のため、小すくい銘柄として挙げておく。環境変化には迅速に対応することが必要。

尚、２９５０円で反発する場合は、短期では利確、中期では売り直し、の機会になるとみています。