アルチザが反発、５Ｇ基地局整備特需は来期業績への反映が期待◇

　アルチザネットワークス<6778.T>が４日ぶり反発。前日の好決算を受ける格好で通信計測器大手のアンリツ<6754.T>が大幅高に買われているが、その連想で買いを引き寄せている。アルチザは５Ｇ対応の基地局向け研究開発用テストシステムでは国内メーカーに競合がいない状態で、２０年７月期以降の業績に国内での５Ｇ基地局整備に伴う特需が期待される状況にある。安倍政権では、全国に設置している約２０万基の信号機を５Ｇの基地局として利用できるようにする方針にあり、同社にとっては強力な追い風材料として意識される。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS