電気興が今３月期業績を減額修正、各種工事などの受注がさえず

　電気興業<6706.T>は１０日取引終了後、１７年３月期の連結業績予想の減額修正を発表した。売上高は４７３億円から４３８億円（前期比４．０％減）へ見直したほか、営業利益は２６億５０００万円から１６億５０００万円（同１９．７％減）、最終利益は１９億円から１０億円（同３１．９％減）へ減額した。

　入札案件を含めた各種工事や新規事業分野における受注が当初見通しを下回った。また、原価率の高い製品の割合が上昇したほか為替差損の発生も利益を押し下げる。

　なお、同時に発表した第２四半期累計の連結決算は売上高１５８億７６００万円（前年同期比１８．５％減）、営業損益５億２６００万円の赤字（前年同期４億４３００万円の黒字）、最終損益５億８０００万円の赤字（同３億７３００万円の黒字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）