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*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~防衛関連株のほか石破政権発足で政策関連を探る動き~
10月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■防衛関連株のほか石破政権発足で政策関連を探る動き
■ダイセキ、2Q営業利益 5.4%減 73.27億円
■前場の注目材料:DMG森精機、米で立ち上げ・修理のエンジニア増員、28年1.5倍400人
■防衛関連株のほか石破政権発足で政策関連を探る動き
2日の日本株市場は、地政学リスクが警戒されるなか、売りが先行することになりそうだ。1日の米国市場はNYダウが173ドル安、ナスダックは278ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた売りが続くなか、9月のISM製造業景況指数が予想を下回り、景気減速への懸念が重荷となった。さらに、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃が報じられると、中東情勢悪化が警戒されて売りが一段と強まる場面もみられた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比740円安の38030円。円相場は1ドル143円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まろう。イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したことで、中東の全面戦争の引き金になる恐れがあるとの緊張が高まり、しばらくは中東情勢の動向にらみの展開を余儀なくされそうだ。米国では防衛関連株が買われた一方で、半導体株の弱さが目立っていたため、東京市場においても、この流れを引き継ぐことになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時37600円まで下げる場面もみられたが、同水準で推移している25日・200日線が支持線として意識されていた。その後は75日線水準での攻防が続いていたため、売り一巡後は38000円辺りでの底堅さを見極めることになりそうだ。地政学リスクの高まりによってリスク回避姿勢が強まりやすいところだが、円相場は1ドル=143円台半ばと落ち着いた動きで推移している。
また、昨日は著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが円建て社債の発行を計画していると伝わったことで、大手商社株が買われていた。日本への投資を強化するとの思惑から、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均の重荷となる可能性はあるものの、内需ディフェンシブ株などに資金が向かいそうだ。また、防衛関連株のほか、石破政権発足で政策関連を探る動きも強まろう。
■ダイセキ、2Q営業利益 5.4%減 73.27億円
ダイセキ<9793>が発表した2025年2月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比8.3%減の327億9100万円、営業利益は同5.4%減の73億2700万円だった。ダイセキでは、売上・利益共に過去最高を更新。ダイセキ環境ソリューションが手掛ける土壌汚染処理関連事業は、前年に受注した大規模土壌処理案件が終息したことにより減収減益となったが、コンセンサスの範囲内。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38651.97、+732.42)
・米原油先物は上昇(69.83、+1.66)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・DMG森精機<6141>米で立ち上げ・修理のエンジニア増員、28年1.5倍400人
・トヨタ自<7203>「トヨタバッテリー」始動、蓄電池PHV・EV向け拡大
・みずほFG<8411>米資産運用会社と資本提携、国内富裕層に商品提供
・帝人<3401>シンガポールのバイオ企業と再生医療CDMOで提携
・ソフトバンクG<9984>米オープンAIに714億円出資
・関西電力<9503>グループの関西電力送配電、柱上変圧器の基準値超え隠蔽
・ニデック<6594>カナダのプレス機周辺装置メーカー買収
・日揮HD<1963>SAF向け廃食油回収、神戸市などと実証
・JR西日本<9021>車軸への圧入作業点検、在来線2両運行停止
・豊田合成<7282>搬送ロボ新興に出資、現場競争力強化
・IIJ<3774>地銀向け「共同利用基盤」、日本IBM・三菱UFJ銀と協業
・日立<6501>グループの日立ハイテク、ヒトゲノム受託解析、ジーンベイと協業
・富士通<6702>STELLAR SCIENCE FOUNDATIONと、若手研究者支援で連携
・OKI<6703>電力使用量を可視化、生産現場向け標準パッケージ化
・日清紡HD<3105>日清紡マイクロデバイス、5G基地局向けスイッチ開発
・NEC<6701>顔認証で入室・勤怠管理、JR西系にシステム納入
・清水建設<1803>高速道路高架橋の支承交換工事に一貫対応、専用装置を開発
・レゾナックHD<4004>仏社と8インチSiC基板を共同開発
・東京ガス<9531>低圧電気を来年3月値上げ、コスト増反映
・DOWAHD<5714>家電4品目のリサイクル能力2倍に、10億円投資
・JFEHD<5411>JFEスチール、ドライバルク船を就航、グリーン鋼材採用
・大王製紙<3880>CNF水分散液、室内向け空気改善塗料に採用
・日本化学産業<4094>EV電池リサイクル、福島に実証プラント
・日本ペイントHD<4612>神奈川に塗料の新工場
・西松建設<1820>リーゼル混合油の実証開始
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月マネタリーベース(8月:前年比+0.6%)
<海外>
・特になし <ST>
■防衛関連株のほか石破政権発足で政策関連を探る動き
■ダイセキ、2Q営業利益 5.4%減 73.27億円
■前場の注目材料:DMG森精機、米で立ち上げ・修理のエンジニア増員、28年1.5倍400人
■防衛関連株のほか石破政権発足で政策関連を探る動き
2日の日本株市場は、地政学リスクが警戒されるなか、売りが先行することになりそうだ。1日の米国市場はNYダウが173ドル安、ナスダックは278ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた売りが続くなか、9月のISM製造業景況指数が予想を下回り、景気減速への懸念が重荷となった。さらに、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃が報じられると、中東情勢悪化が警戒されて売りが一段と強まる場面もみられた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比740円安の38030円。円相場は1ドル143円40銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まろう。イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したことで、中東の全面戦争の引き金になる恐れがあるとの緊張が高まり、しばらくは中東情勢の動向にらみの展開を余儀なくされそうだ。米国では防衛関連株が買われた一方で、半導体株の弱さが目立っていたため、東京市場においても、この流れを引き継ぐことになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時37600円まで下げる場面もみられたが、同水準で推移している25日・200日線が支持線として意識されていた。その後は75日線水準での攻防が続いていたため、売り一巡後は38000円辺りでの底堅さを見極めることになりそうだ。地政学リスクの高まりによってリスク回避姿勢が強まりやすいところだが、円相場は1ドル=143円台半ばと落ち着いた動きで推移している。
また、昨日は著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが円建て社債の発行を計画していると伝わったことで、大手商社株が買われていた。日本への投資を強化するとの思惑から、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均の重荷となる可能性はあるものの、内需ディフェンシブ株などに資金が向かいそうだ。また、防衛関連株のほか、石破政権発足で政策関連を探る動きも強まろう。
■ダイセキ、2Q営業利益 5.4%減 73.27億円
ダイセキ<9793>が発表した2025年2月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比8.3%減の327億9100万円、営業利益は同5.4%減の73億2700万円だった。ダイセキでは、売上・利益共に過去最高を更新。ダイセキ環境ソリューションが手掛ける土壌汚染処理関連事業は、前年に受注した大規模土壌処理案件が終息したことにより減収減益となったが、コンセンサスの範囲内。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38651.97、+732.42)
・米原油先物は上昇(69.83、+1.66)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・DMG森精機<6141>米で立ち上げ・修理のエンジニア増員、28年1.5倍400人
・トヨタ自<7203>「トヨタバッテリー」始動、蓄電池PHV・EV向け拡大
・みずほFG<8411>米資産運用会社と資本提携、国内富裕層に商品提供
・帝人<3401>シンガポールのバイオ企業と再生医療CDMOで提携
・ソフトバンクG<9984>米オープンAIに714億円出資
・関西電力<9503>グループの関西電力送配電、柱上変圧器の基準値超え隠蔽
・ニデック<6594>カナダのプレス機周辺装置メーカー買収
・日揮HD<1963>SAF向け廃食油回収、神戸市などと実証
・JR西日本<9021>車軸への圧入作業点検、在来線2両運行停止
・豊田合成<7282>搬送ロボ新興に出資、現場競争力強化
・IIJ<3774>地銀向け「共同利用基盤」、日本IBM・三菱UFJ銀と協業
・日立<6501>グループの日立ハイテク、ヒトゲノム受託解析、ジーンベイと協業
・富士通<6702>STELLAR SCIENCE FOUNDATIONと、若手研究者支援で連携
・OKI<6703>電力使用量を可視化、生産現場向け標準パッケージ化
・日清紡HD<3105>日清紡マイクロデバイス、5G基地局向けスイッチ開発
・NEC<6701>顔認証で入室・勤怠管理、JR西系にシステム納入
・清水建設<1803>高速道路高架橋の支承交換工事に一貫対応、専用装置を開発
・レゾナックHD<4004>仏社と8インチSiC基板を共同開発
・東京ガス<9531>低圧電気を来年3月値上げ、コスト増反映
・DOWAHD<5714>家電4品目のリサイクル能力2倍に、10億円投資
・JFEHD<5411>JFEスチール、ドライバルク船を就航、グリーン鋼材採用
・大王製紙<3880>CNF水分散液、室内向け空気改善塗料に採用
・日本化学産業<4094>EV電池リサイクル、福島に実証プラント
・日本ペイントHD<4612>神奈川に塗料の新工場
・西松建設<1820>リーゼル混合油の実証開始
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月マネタリーベース(8月:前年比+0.6%)
<海外>
・特になし <ST>
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