ジーエス・ユアサ　コーポレーション [東証Ｐ] が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比80.3％増の289億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の320億円→380億円(前期は242億円)に18.8％上方修正し、増益率が32.2％増→56.9％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の200億円→260億円(前年同期は181億円)に30.0％増額し、増益率が9.9％増→42.9％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→60円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.8％増の169億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.7％→10.8％に大幅改善した。