ＭＣＪは後場マイナス転換、第３四半期２ケタ営業増益も材料出尽くし感強まる

　ＭＣＪ<6670.T>は後場に入りマイナスに転じている。この日正午ごろに発表した第３四半期累計（１８年４～１２月）連結決算は、売上高９８６億８０００万円（前年同期比９．６％増）、営業利益６８億３８００万円（同１４．３％増）、純利益４８億２９００万円（同１９．３％増）と２ケタ営業増益だったものの、目先の材料出尽くしと見た売りが出ているようだ。

　第３四半期累計期間では、高付加価値及び特化型のハイスペックパソコンが法人、コンシューマー向けともに引き続き順調に推移。また、１７年３月期より継続的に実施しているテレビＣＭやＷｅｂ広告などの効果もあって売上高が伸長しており、高水準の広告宣伝費用を吸収して同期間としては過去最高の売上高・利益を確保した。

　なお、１９年３月期通期業績予想は、売上高１３１３億円（前期比５．３％増）、営業利益９０億円（同５．８％増）、純利益５９億５０００万円（同２．４％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS