オプトエレクトが１５年１１月期の最終利益予想を上方修正、５月中間期は減収減益

　オプトエレクトロニクス<6664.T>が３日続落。２５日取引終了後に発表した第２四半期累計（１２～５月）連結決算が、売上高３８億４６００万円（前年同期比０．９％減）、営業利益２億３８００万円（同４．８％減）、最終損益３億５００万円の黒字（前年同期１億６０００万円の赤字）と営業減益に終わったことが嫌気されている。米国でモジュール・その他製品などが伸長したが日本や欧州・アジアなどの地域が落ち込んだ。
　同時に、１５年１１月期の連結業績見通しについて、純利益を従来予想の３億９０００万円から５億１０００万円（前期比８１．５％増）へ上方修正した。欧州子会社の顧客から、受注に関して一部変更の申し入れがあったことに関し、変更に応じる一方で開発費やその他逸失利益などに対する金額を受け取ることで合意したことから、特別利益に同受取金額４億１６００万円を計上したことなどが要因。なお、売上高は８１億円（同４．６％増）、営業利益は５億４０００万円（同６．３％増）で据え置いている。

オプトエレクトの株価は９時４５分現在７２２円（▼７３円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）