決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … トヨタ、三井物、ＪＲ西日本 (8月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＪＶＣケンウ <6632>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は34.7億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に浮上し、通期計画の80億円に対する進捗率は43.5％となり、5年平均の41.5％とほぼ同水準だった。

★No.2　ＩＲジャパン <6035>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比45.0％増の8.9億円に拡大した。

★No.3　アイホン <6718>
　24年3月期の連結経常利益を従来予想の47億円→62億円(前期は41.6億円)に31.9％上方修正し、増益率が12.8％増→48.8％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6632> ＪＶＣケンウ 　東Ｐ 　 +20.26 　　8/ 1　　　1Q　　　804.08
<6035> ＩＲジャパン 　東Ｐ 　 +18.00 　　8/ 1　　　1Q　　　 44.98
<6718> アイホン 　　　東Ｐ 　 +15.99 　　8/ 1　　　1Q　　　 60.25
<5191> 住友理工 　　　東Ｐ 　 +14.43 　　8/ 1　　　1Q　　　　黒転
<2212> 山パン 　　　　東Ｐ 　 +13.35 　　8/ 1　　上期　　　 32.99

<3371> ソフトクリエ 　東Ｐ 　 +12.24 　　8/ 1　　　1Q　　　 53.45
<6644> 大崎電 　　　　東Ｐ 　 +11.87 　　8/ 1　　　1Q　　　152.29
<6879> イマジカＧ 　　東Ｐ　　 +8.48 　　8/ 1　　　1Q　　　 28.76
<8255> アクシアル 　　東Ｐ　　 +7.25 　　8/ 1　　　1Q　　　 11.72
<2282> 日ハム 　　　　東Ｐ　　 +5.12 　　8/ 1　　　1Q　　　 27.62

<7203> トヨタ 　　　　東Ｐ　　 +4.88 　　8/ 1　　　1Q　　　 68.39
<4626> 太陽ＨＤ 　　　東Ｐ　　 +4.59 　　8/ 1　　　1Q　　　-36.80
<8056> ビプロジー 　　東Ｐ　　 +3.73 　　8/ 1　　　1Q　　　 10.40
<2811> カゴメ 　　　　東Ｐ　　 +2.56 　　8/ 1　　上期　　　 59.75
<2760> 東エレデバ 　　東Ｐ　　 +2.54 　　8/ 1　　　1Q　　　 45.51

<9042> 阪急阪神 　　　東Ｐ　　 +1.99 　　8/ 1　　　1Q　　　 42.96
<9021> ＪＲ西日本 　　東Ｐ　　 +1.39 　　8/ 1　　　1Q　　　187.53
<2871> ニチレイ 　　　東Ｐ　　 +0.65 　　8/ 1　　　1Q　　　 19.29
<8031> 三井物 　　　　東Ｐ　　 +0.47 　　8/ 1　　　1Q　　　-10.39

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース