第一精工、今期経常を63％上方修正、配当も5円増額

　第一精工 <6640> が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比30.8％減の7億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の7.5億円→12.2億円(前期は6.6億円)に62.7％上方修正し、増益率が13.6％増→84.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13億円→17.7億円(前年同期は2.9億円)に36.2％増額し、増益率が4.4倍→6.0倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→25円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比91.9％増の12.5億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.3％→8.5％に大幅改善した。

株探ニュース